タイタンを高校生の頃の自分に読んでほしいとふと思う時がある
タイタン発売から一か月が経ちました!
ブログも前回の更新から一か月が経ちました!
すみません。
色々とせわしなくて、更新が滞っていました。
そして久しぶりにブログを書きたいと思います。
早速タイトルの件についてなんですが、本当にこう思う節があります。
というのも、僕は高校時代にバスケ部を途中で辞めてしまったからです。
ちなみに作中の主人公、白石球人も野球部を辞める所から話がスタートしますが、僕はエリートゆえの挫折とかそんな事は一切ありません。
普通に大してうまくもなく、辞めてしまいました。
小学生高学年からバスケは続けていたのですが、中学時代は、目の怪我もあり、ほとんど活動もできておらず、高校の練習にもあまりついていけなかったのです。
放課後に大きな空白の時間ができてしまった僕は、その間に多くの本を読み、映画を見ました。その時に出会った作品は、いまでも強く心に残っていて、僕の中の礎になっている部分があると思います。
もしかしたら部活を続けていたら、今こうやって作家として活動するような事はなかったのかもしれません。
そんな自分が変わった良い面もあったかもしれませんが、それでも高校生活の青春みたいなものは遠のいた気がします。
自分で辞めたにもかかわらず、部活をしている友達を羨ましく思うような時があり、その存在を眩しく感じる時がありました。
きっとあの時の僕は、自分のアイデンティティや居場所を見失ったような気がして半ば自分探しのように多くの本を読み、たくさんの映画を見ていたのかもしれません。
もちろん、高校生活が楽しくなかった訳ではありません。
タイムマシンで戻れるとしたらいつに戻る?と聞かれたら間違いなく高校生の頃!と即答をして、デロリアンをそのまま乗り捨ててそこで過ごしたいくらいに、楽しい高校生活を送りました。
そして今でも僕が親しくしているのは高校時代の友人です。どれもみんなタイタンにでてくるような、体育会系の人間で、現在でも毎週末早朝に集まって特訓をして自転車のレースに出ていたり、やよい軒でごはんのおかわり数を競うような事をしています。
僕も元運動部ではありますが、バリバリの体育会系の人とは、やはり何か違います。
ちなみに兄もラグビー部でバリバリに活躍をしていた体育会系の人で、兄弟並んで友達に会うと、本当に正反対すぎる兄弟だ、とかなんだとか言われます。
自分でも本当にその通りだと思います。
ドラゴンボールの温厚な魔人ブウと邪悪なガリガリの魔人ブウくらい違いがあると思います。(別に兄は邪悪ではありません)
話が少しそれましたが、高校時代、部活を辞めた僕がタイタンのような部活に出会っていたらどうだろうか、と思う事が自分で書きながら何度もありました。
部活をなんでもいいからやっておけばよかったな、って後悔は今でもあって、部活じゃなくても何か高校時代に打ち込むものがあったら良かったなって思います。
だからこそ、高校生の頃の自分がもしタイタンを読んでいれば、バスケ部を辞めたとしても、他の何か打ち込めるものを探して見つける事ができたかもしれません。
働く事とか、ちゃんとお金を稼ぐ事とか、生きる事とか、そういう現実的な事を考えずに何かに向かって全力で打ち込める時に打ち込んでこなかった後悔は、たぶん一生消えなくて、だからこそ今、その分まで全力でこうやって何かに向かって頑張っているのかもしれません。
でも、今こうやって仕事をしていても、一つ残念な事があります。
円陣が組めない事です。
円陣をする機会なんて、スポーツ選手でもない限りほとんどないですね。
もうこうなったら、隙あらば日常の中で円陣を組もうとするしかないですね。
ご飯たくさん食べるぞー! おー!
歯を磨くぞー! おー!
寝るぞー! おー!
よし、今日はぐっすり眠れそうです。
ふと思い立ってブログを更新しようと思ったので、まとまらない文章ですが、ここらへんで終わりたいと思います。
またブログ書くぞー! おー!
清水晴木